「トレス、私、頑張るから!」

「何をだ?」

「いろいろと」

「いろいろ? 卿の解答は理解不能だ」

「だから、トレスのこと、ちゃんと護るからね」

「……その必要はない、キリエ。俺はすでに、卿に護られている」

「え?」

「卿の歌は、俺に不思議と力を与えてくれる。よって、それ以外のことは不要だ」

「でも……」

「俺の最優先事項は卿にある。卿がそれを望むのであれば、それを叶えるのが俺の役目だ。そして、それはすでに、卿の歌によって果たされている。――あとは俺が、それを返すだけだ」

「トレス……。……うん、そうだね。……ありがとう」

「無用」

 

 

 

 











これがベッドの中での会話だったらどうしようかと思ったのですが、
よくよく考えたら、最初からそのつもりだったらしいです(え)。
私、こういう会話って、結構好きだったりします(え)。
ラブラブ感倍増しますしね。
素敵です♪





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